2014年に発売された、【頭に来てもアホとは戦うな!人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法 田村 耕太郎】
本屋のおすすめコーナーで見かけたので、手に取って読んで見ました。
帯に書かれた『堀江貴文、感動!』の文字や、林修の『林先生が驚く初耳学!』でも取り上げられ、現在話題になっています。
この本のメッセージは、アホと戦ってあなたの限られた資源(時間・エネルギー・タイミング)を無駄遣いするな、浪費するなということ。
またナイーブで純粋であるがゆえにアホな連中と戦って疲弊してしまった人には、戦うことをやめて人生を輝かせることに資源を使ってほしいということ。
そんな僕は最近アホと戦い続け、心身共に疲弊し【自律神経失調症】と診断され、さらに給料もダウンして落ち込んでいたところでした。
僕と同じ40代~50代の方で、人間関係で悩んいる人はけっこう多いかと思います。
現在、人間関係で悩みはらわた煮えくりかえっている人や、そんなアホと毎日戦って疲弊している人はぜひ読んで下さい。
- ここでいうアホとは?
- 無駄な戦いを繰り広げる人の特徴
- それでも一度はアホと戦え!
- 不機嫌な職場で、息苦しいあなたへのヒント
- 心がポッキリ折れたときの自信の取り戻し方
- あなたの「目的」はどこにある?
- まとめ
どうもこんにちは、たら福(@makosi7251 )です。
まず著書の田村耕太郎さんとは、一体どんな方なのでしょう?
37歳で大阪日日新聞取締役社長に就任。
元参議院議員(2期)。元自由民主党、平成研究会(額賀派)所属。現在はシンガポールに居に構え、国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院で兼任教授として日本の政府・民間のリーダー向けのエグゼクティブプログラムを主催し、アジアで活躍する日本人リーダーの育成に励む。
引用元:田村耕太郎 - Wikipedia
新聞社の社長、参議院議員、大学院での兼任教授と多岐に渡り活躍していらっしゃいます。
ここでいうアホとは?
本書ではむやみやたらと足を引っ張る人。会議であなただけにいちゃもんをつける人。チームメイトなのに明らかに敵意を見せつけてくる人・・・のことを指しています。
あなたにも心当たりありませんか?
・・・以下本書の気になったところの感想です。
無駄な戦いを繰り広げる人の特徴
この人の特徴としては次の5つが挙げられます。
- 正義感が強い
- 自身にあふれる
- 責任感が強い
- プライドが高い
- おせっかい
正義感が強い人というのは物事の判断を善悪を最上位に置いている人。
これ当たり前じゃないの?
と思ったのですが、この思考が争いを生みやすく危険。
時代劇を見過ぎて育った著者はその代表だと書いてあり、僕も時代劇を見て育った世代なのでその影響は多いにありました。
2~5についても、それぞれの色が強すぎる(ナイーブ)とアホと戦ってしまう可能性があるので気を付けましょう。
それでも一度はアホと戦え!
アホと戦うことはいかに意味がなく無駄でも一度は戦ってみないといけない。いざというとき戦い方がわからなくる。
いつかは来るアホとの戦いに備える意味と戦う虚しさを実感する意味でも一度は戦っておいた方がいい。
テーマと矛盾してるけど、戦って痛い目に合いそこから学ぶべきこともあるはず。若いうちならやり直しも出来ます。
不機嫌な職場で、息苦しいあなたへのヒント
人生はそもそも理不尽なもの
ストレスの多い人は、何事にも過剰に期待をしている人
これも『善悪を最上位に置き、最後は正義感が勝つ』、という思いが強すぎるのかもしれません。
心がポッキリ折れたときの自信の取り戻し方
こういう本に救いを求めているような人は追い込まないほうがいい。
リフレッシュは仕事や責任を忘れ徹底的に休むこと。
自信がなくなる原因のほとんどは心の疲労。心の疲れが取れれば、自信はある程度戻ってくる。
ここでは本人のリフレッシュ方法が書かれています。
心が折れる前にリフレッシュしましょう。
あなたの「目的」はどこにある?
自分のやりたいこと、目標達成のために「アホと戦うなんて無駄」ということなのですが、あなたの目標は何でしょう?
まずコレがないと、つい感情的になりアホと戦ってしまうかもしれないが、目標がない人へのアドバイスもこの本に書かれているので参考にしてみて下さい。
まとめ
この記事に書かれていること以外にも、アホと戦うことが一体どれだけ無駄かを、本人の経験を交えて詳しく書いてあります。
僕個人にあてはめると、『無駄な戦いを繰り広げる人の特徴』にぴったり。
この本を読んで、いかに自分の頭が固く、まったくムダなことにどれだけ時間と労力を費やしていたことか、自分のアホさがよく実感出来た本だった。
きっとこの本の内容を理解して実行できていたら【自律神経失調症】にはならなかったのではないか。
そんな今の自分のあり方、ものの考え方を改めて考えさせられた1冊です。
しかし、たくさんアホアホ書いたな。