夏まっさっかり猛暑が続きますね~。
ついこの間、僕の会社で熱中症で具合が悪くなってしまった社員がいました。
それは、熱中症の症状の1つ『熱けいれん』でした。
熱けいれんとは?
熱中症の症状は4つのタイプがあって『熱けいれん』はそのうちの1つ、手足のしびれや大量の発汗などが特徴です。
会社の社員も最初手のしびれを訴え、その後大量の発汗と「はぁはぁ」と呼吸が荒くなっていきました。
なぜ起こったのか?
カラダ的には塩分不足が原因で、大量の汗をかいたあとに大量の水分を取りすぎた為に起こったようです。
たしかにその社員は、水・お茶を他の社員よりはかなり多めに摂取していました。
どんな環境で起こったのか?
僕の職場は田舎の小さな工場。
大手メーカーの工場のように設備が整えられていません。
工場の場所によっては気温が40℃近く跳ね上がります。
そりゃ熱中症になりますね(^_^;)
現場は騒然でした!
ササーッと書いてみましたが、そのときの現場はけっこう騒然としていました。
その社員が手の痺れを訴え、なにやら様子がおかしいという事で一旦休憩室で休むコトになったのですが、席に座ってしばらくすると、見たこともないぐらいの汗が出てきました。
まさに滝のような汗・・・。
同時に呼吸も荒くとてもつらそうな表情を浮かべています。
その場にいた全員が「これはカンペキ熱中症だ!」と確信したと思います。
とりあえずスポーツドリンクと塩タブレットで水分・塩分の補給。
そして横になるように言ってから、保冷剤を脇にはさんで足を高くあげてしばらく様子をみることにしました。
これで回復しないようなら救急車を呼ぶしかない!そんなカンジでした。
その後・・・
1時間ほど横になっていたその社員は奇跡的にふっかつ!
昼食もペロリといってました。
いやー、年齢も31歳と若いせいか回復がはやい。
みんなが今日は早退だろうな~と思っていたのに、大した回復力です。
まとめ
熱中症の症状の1つ『熱けいれん』ですが、ネットの情報を見る限りでは症状が軽い方のようです。
しかしその場にいた全員があの症状を見て、軽い熱中症だとは思えなかったハズ。
それくらいの苦しみ方をしていたんですよね~。
そのわりには回復も早く、昼食もぜんぶ食べていましたし。
その点では軽い症状 の方なのかも知れません。
また工場の中の気温・湿度が熱中症になりやすい環境だったかもしれませんが、その社員が大量の水・お茶を摂取していたことも原因の一つではないかと。
その社員は他の社員の2~3倍は水を飲んでいたんじゃないでしょうか?
水の飲みすぎも血液が薄くなりすぎて良くないんですね。
昔の人は「アツいからって水ばっかり飲むな!」と言いますが、そういう意味が含まれているのかもしれません。
今回、塩分不足の恐ろしさが十分わかりました。
幸いその社員は回復が早かったのですが、体力の無い人だとかなり危険だと思います。
脱水症状もダメですが、水分の取りすぎで塩分不足もキケン。
日本の夏は厳しいです、気を付けましょう!!
それではまた、よろしくお願いします。